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第2回 全日本素人そば生粉打ち名人大会に出場

平成17年3月20日(日)
「第8回 山都寒晒しそばまつり」が福島県山都町で開催され、そのイベントの一つでもある「第2回 全日本素人そば生粉打ち名人大会」に出場しました。
 この大会は、つなぎ無しの10割そばを競う大会で、水回し、捏ね、切りまでは、全麺協の段位認定大会と同じ基準で、1.5kを40分で打ちますが、切った後、茹でて審査員(技術審査員のほかに一般の審査員も加わる。)の食味評価も加えて、総合成績で名人等を決定するものです。
 また、参加資格も全麺協の3段以上の技術力を有する者とされており、レベルも高い大会です。 大会の実施基準等詳細は、主催者でもある「会津そばトピア会議」のホームページを参照してください。
関連ホームページ 「会津そばトピア会議」 http://www.sobatopia.com/
「ふるさいと あいばんしょ」http://www.fsinet.or.jp/%7Esoba-ais/
「さいたま蕎麦打ち倶楽部」 http://members.jcom.home.ne.jp/sobauchi/index.html

 そば粉は、検査用も含めて1.7kを各自が持参しますので、粉の違いが食味にも大きく影響します。

 また、水回しの方法も、湯捏ねでも水捏ねでもかまわず、湯捏ねの人は後ろのコンロに沸いているお湯を使用します。  

 私は、普段打っているのと同様水捏ねです。

 初めての出場で、福井の名人大会で入賞経験のある方も何人か出場しており、とても入賞は難しいと思っていましたが、幸運にも技能賞をいただくことができました。
(表彰は名人1名、準名人2名、技能賞2名)

  画像は、そばの里として有名な会津宮古から情報発信を続けている、「ふるさいと あいばんしょ」hiroさんと妻で喜びのショットです。
このサイトにも大会の特集が掲載されています。

「第8回 寒晒しそばまつり」(平成17年3月19日〜21日)

 「寒晒しそば」とは、玄そばを厳冬(大寒の時期)の清流(一ノ戸川)に浸し、寒風に晒して作るもので、そばの甘みやコシが増すといわれています。
 毎年、春のお彼岸の時期に山都町体育館で開催されるもので、この時期には珍しいそばまつりです。

 会場は、町営体育館です。 (この時期はまだ雪深く、吹雪になることもあり、ストーブを炊いた体育館でゆっくり味わうことができます。

 それぞれのメニューごとに窓口を設けて、作り立てを供しています。

 スタッフも町民のボランティアの方で暖かいもてなしでした。

 メニューは、寒晒しそば4種(御前そば、田舎そば(かけ・おろしそば)、高遠そば) 蕗の薹の天ぷら、そばがき、そば雑炊に飲み物付きで、3,500円です。(前売り券3,000円)

 写真左から、大根おろしそば、御前そば、蕗の薹の天ぷら、かけそば

 「高遠そば」 挽きぐるみを辛味大根のおろし汁で食すもので、信州高遠地方が発祥の地とされており、江戸時代、信州高遠藩の藩主が会津藩に移封になったことから伝えられたと言われる。
 左から「そばがき」、「そば雑炊」
  そばがきは、鴨汁に蕎麦掻を入れたもので、美味であった。
  そば雑炊も抜き実にニンジンごぼうなどを入れたシンプルな味付けでなかなかいける。

 全体として、スタッフの気持ちよい応対でゆったりとそばとそば料理を楽しめる。

  私の食べた「御前そば」はコシと甘みに欠ける感があったが、その他は、そばも料理もこのような仮設の会場での中身としては水準以上であった。

 

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